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ネタばれあり感想:『ダンジョン飯』アニメ18話。ライオスたちの偽物が登場するシェイプシフター回は原作でも最高だったけど、アニメは演出部分に磨きがかかってさらなる神回に!

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 TVアニメ『ダンジョン飯』第18話“シェイプシフター”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『ダンジョン飯』第18話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。


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声優陣の演技もよかった! アニメ『ダンジョン飯』16話感想


 第13話で炎竜編が終了し、第14話から第2シーズンがスタートしたTVアニメ『ダンジョン飯』。第17話でシュローとカブルーのパーティと別れ、今回の第18話はふたたびライオスたちにスポットが当たるストーリーに。

 前回はシリアスでしたが、今回はギャグが強めの展開になりました。正直、シリアスからギャグの寒暖差で風邪をひきそうでした!




 第18話はサブタイトルの通り、モンスターの“シェイプシフター”が登場。このシェイプシフターは生き物の思考を読んで、記憶の中の姿を生み出す存在になっています。

 シェイプシフターの能力により、ライオスたちがそれぞれ各4人に増える状況はとてもカオスでおもしろかったですね。




 明らかに本物よりも巨大ですぐに偽物だと分かるライオスがすぐに排除されていたのは笑えました。

 ちょっとだけいつもと違うライオスたちがいる姿はコミック版でもおもしろかったですが、アニメ版は声優陣がちょっとずつ演技を変えていて、ニセモノ感が強くてよかったですね。


 人間に興味がないライオスはほかのメンバーのイメージも適当で、彼の作り出した偽物は各人物の装備などが間違いだらけ。

 また、マルシルの記憶にあるライオスはファリンの面影があったり、チルチャックはセンシを大人っぽく感じていることが分かったりと、それぞれの持つイメージが興味深かったですね。

 ライオス以外の残り3人はそれぞれ2択まで絞ることができたものの、そこから先が難航。あきらかにイケメンすぎるセンシなど、視聴者の目線だと偽物がすぐに分かるのですが、ライオスたちには判別ができなかったようですね。




 偽物を決められないうちにオリジナルのイメージがどんどん曖昧になってしまうでしょうし、とてつもなくやっかいな敵ですね。

 ギャグのように描かれた今回のストーリーですが、シェイプシフターはかなり出会いたくない強敵ですね。単純な戦闘力だけでは勝てないところもやっかいです。

 結局、判断を諦めたライオスは、迫真の犬の鳴き声で本体の魔物を威嚇して幻術を解きます。こういった意外な作戦でピンチを乗り切るのが『ダンジョン飯』の本当におもしろいところですね。

 しかもこの威嚇シーンは作画が凝りまくっているところも最高。「ここでこんなにカロリーの高い作画をするの?」と思いつつ、あえてこのシーンを全力で作るアニメスタッフが大好きです!


 その後にライオスはそれぞれの仲間たちがどちらが本物だったのか推測するのですが、見事に正解を当てていましたね。

 ライオスといえばサイコでヤバい主人公というイメージがありますが、こういうときにしっかり主人公らしさを発揮するからズルいですよね。なんだかんだでライオスのことを信用しているマルシルたちの気持ちが分かりました。

 なお、どのように本物と偽物を見極めるのかはそれぞれのキャラクターのアイデンティティを再認識させられるようなものとなっており、とても興味深かったです。個人的にはちゃんとマルシルがオチっぽくなっているところも含めて完璧だと思いました。ぜひアニメで確認してみてくださいね。

 終盤にはシュローのパーティーメンバーであったイヅツミが再登場。イヅツミは『ダンジョン飯』後半の重要なキャラクターとなるので、彼女がストーリーに加わることでどうなるか楽しみですね!

カワチRPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。

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